愛犬ペタの「困った」

散歩はキケンな ”応用編″?

2018/03/17


こんにちは。編集長のミッキーです。

我が家の愛犬ペタは元保護犬。推定4歳のイングリッシュセッターです。我が家に来て2年が経ちましたが、犬に吠える癖はまだ解消できていません。

自分なりに頑張ったり、ドッグトレーナーにお世話になったりして、トレーニングを続けてきましたので、それなりにマシにはなりましたが、まだまだ改善したいというのが正直な気持ちです。

そんなペタの散歩コースを変えてみたところ、少し変化が見られましたのでご紹介します。

散歩は予期せぬリスクに満ちた冒険?!

ペタが恐怖心から興奮するとわかってからは、何をどう怖がってるんだろうと、散歩中のペタの様子をよく観察するようになりました。

家の敷地から一歩外に出た瞬間、角を曲がる瞬間、物音がした瞬間、顔を左右に振って敏感に反応し、バタバタし始め、興奮が始まります。散歩中の様々な外的要因に対してイチイチ反応して恐怖心が積み上げられていくのがわかりました。人間にとっては何でもないことが犬にとっては恐いんだなあ、そう思うと毎日の散歩がマイナスになっているのかも?という疑問が湧いてきました。

そんなある日、いつものように散歩をしていて、ふとあることを思い出します。以前ドッグトレーナーから「散歩は応用編です」と言われたのです。当時は意味をちゃんと理解できませんでしたが、今はその意味がよくわかります。散歩中に「怖い、怖い」と言ってる犬を考えなしに遠くまで連れ回せば、犬の恐怖心は増し、興奮してしまい、そこに現れた犬に対してひどく吠えるのはうなずけます。

つまり、恐怖心が強い犬にとって散歩は予期せぬリスクに満ちた冒険のようなものであり、制御できていない飼い主と毎日”応用編”にチャレンジするのはとても危険。そう思えたのです。すぐに散歩のしかたを変えてみることにしました。

じゃあ、基礎編て何だろう?

犬のしつけ散歩編

これまで、散歩は「決めたコースを行って帰ってくること」でした。無意識に私の中でそうなっていました。途中で犬に会うこと、音の出る車やバスと出くわすことなどはそのコース中の既定のプログラムであって、ちゃんと手当をしていませんでした。コースに沿って散歩を完了することが目的になり、私もそれに達成感を覚えていました。1日2回の散歩は私にとってそれなりの負担だということもあり、やっつけ仕事のようになっていたんですね。

コースは、家から徒歩10分でグラウンドのある公園へ行き、そこで外周を歩いたりロングリード(15メートル)で目いっぱい走らせたりという内容です。公園で走る時間も含めて約1時間。

さあ、”基礎編”の散歩を考えてみようということになりました。
ペタは家ではかなり落ち着いて過ごせるようになっています。家の中よりは興奮しやすいですが、庭でもそこそこ落ち着いています。家の敷地から出た途端にソワソワし始めまるのです。じゃあ、そこで練習するのが基礎編かなあと思いました。家のすぐそばで落ち着いていられるようになれば、遠くでも大丈夫になるのではないか、そう考えて、すぐ近所での散歩コースを考えてみたのです。特に興奮しやすい朝の散歩を変えてみることにしました。

家を出たらすぐに立ち止まって落ち着く練習

家を出たらすぐにその場で立ち止まってみました。これまでは「さあ、行くぞー!」って感じで小走りになり、ここでペタを落ち着かせようとしたことはありません。
幸いなことに、我が家の裏口は遊歩道に面していて全く車が通りません。犬さえ通らなければ、ペタと一緒にじっと立ち止まっても大丈夫な環境です。

その場で落ち着く練習をしてみました。ペタはキョロキョロし始めますが、「来い!」と呼んで、来たらごほうびにおやつをあげます。横にかがんで座り、私は「ペタ!」と犬の名前を呼びながら、こちらを向いたらおやつをあげます。「誰もいないから大丈夫やで~」などと話しかけながら落ち着かせます。
フェンスを挟んですぐ横が家なので、落ち着きやすいはずです。これを毎日繰り返していると、ペタはここでおやつをもらうことを覚えて落ち着くようになりました。犬と気持ちが近づいていると感じられるのも収穫です。

2~3分すると犬は飽きてきますので、少し移動して、そこでも同じようにやってみます。家から離れますので、徐々に興奮しやすくはなりますが、以前の散歩に比べると明らかに落ち着いています。

結局、こんな感じで家から50メートル以内のエリアで約30分の散歩をするようになりました。そこに犬が現れると、相手によってはスイッチが入って吠えますが、これまでよりは我慢できるようになったと思います。そして何より、私が犬の様子をちゃんと注視するようになり、興奮や落ち着きの程度を把握できて対処する能力がついたと思います。

おっさんが25kgの犬と一緒に道端に座って語り合ったりしていますので、近所の人は「何やってるんだろう」と不審に感じているかもしれませんが(笑)、私たちにとっては、少しだけ希望の光が見えた新しい散歩のアイディアなのです。

散歩コースを変えて見えてきたこと

本保護犬ペタ

家でできないことは外ではできません。家で落ち着けるようになったら、少しずつ外でも落ち着けるようにトレーニングをすれば、問題行動も改善に向かうのではないでしょうか。そのためには、すぐ近所でトレーニングをすることに意味があると実感しています。

人間と同じく、犬にも個性がありますよね。その犬の個性を理解し、弱さや苦手なことをわかってあげられるのは飼い主だけだと痛感しています。

まだまだペタのしつけは続きます。どこでも落ち着いていられる犬になるのは難しいかもしれません。でも、ドッグトレーナーや本やネットの情報を参考に自分の飼い犬に何ができるかを考えるのは、とても勉強になります。それが少しでも上手くいくと楽しいですし。

なぜ、散歩のコースを変えてみたのか?それは飼い主が考え方を少しだけ変えようとしたからです。すべては人間次第。愛犬の問題行動を改善するために気付いたことや新しい情報は引き続き試してみるつもりです。

今回の散歩コースの変更が本当に成果につながるかどうかはまだわかりません。始めてから2ヶ月程度ですから。しばらく続けてまたここで報告します。